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ビオチン
ビオチンはお肌のビタミン、ビタミンHともよばれています。
皮膚炎を予防することから発見されたビタミンに似た物質です。
ビオチンは皮膚のターンオーバーを正常にするのに大きな役割をもち、
細胞に十分な栄養補給と老廃物の排泄をおこないます。
ビオチンはお肌には欠かせない栄養素です。
真皮にあるお肌を作り出す細胞の
基底細胞の下の毛細血管を拡げる働きが確認されていて、
血流を良くすることで
基底細胞に十分な栄養補給と老廃物の排泄を行うとされています。
ビオチンが不足すると、たんぱく質の合成や免疫機能などが低下するため、
免疫機能やコラーゲンの生成が低下気味にもなり、皮膚形成がそこなわれてお肌が荒れてしまいます。
お肌も弱くなり、外気からの影響も強く受けてしまいます。
お肌のためにはビオチンも欠かせないビタミンですね。
かなり難しい、というかややこしい話になりましたが、
アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー反応を引き起こす化学物質ヒスタミンの元になる
ヒスチジンを除去する働きがありますので、
アトピーの患者さんや、アレルギーの緩和にも使われているビタミンです。
食事
カリフラワーや、大豆、酵母、レバー、豆類、卵黄
に含まれています。
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